『嫌われる勇気』(アドラーの教え)

先日、書店でたまたま目にした書籍でした。タイトルに思わず、目が釘付けになりました。

よく見れば、まわりにアドラー心理学として多数の関連書籍も並んでいました。その中でもやはり一番興味をそそられたのは、『嫌われる勇気』でした。とても興味深い内容でした。教育関係者にも一読をススメます。また、親と子供の関係に関しても書かれていますので、保護者の方にもオススメの一冊です。


 

あなたにできることは、「自分の信じる最善の道を選ぶこと」、それだけです。その選択について他者がどのような評価を下すのか、これは他者の課題であって、あなたにはどうしようもできない話です。

あなたは、他者の視線が気になっている、他者からの評価が気になっている。だらこそ、他者からの承認を求めてやまない。それではなぜ、他者の視線が気になるのか?

アドラー心理学の答えは簡単です。あたなたはまだ、課題の分離ができていない。本来は他者の課題であるはずのことまで、「自分の課題」だと思い込んでいる。あなたにはどうこうできるものではありません。

対人関係の基礎は「信用」でなく、「信頼」によて成立しているのだ、と考えるのがアドラー心理学の立場になります。それは、他者を信じるにあたって条件をつけないことです。たとえ信用に足るだけの客観的根拠がなかろうと、信じる。担保のことなど考えずに無条件に信じる。それが信頼です。

あなたはいま、「誰かを無条件に信頼したところで裏切られるだけだ」と思っている。しかし、裏切るのか裏切らないのかを決めるのはあなたではありません。それは他者の課題です。なたはただ「わたしがどうするか」だけを考えればいいのです。「相手が裏切らないのなら、私も与えましょう」というのは、担保や条件に基づく信用の関係でしかありません。

信頼することを怖れていたら、結局は誰とも深い関係を築くことができないのです。

 

朝日新聞の11月29日の新聞に「はじめてのアドラー心理学」という特集が組まれていました。

その特集に対して、フリーアナウンサーの小林麻耶さんが読書感想を述べていました。アドラー心理学の具体的な対人対処方法ととてもリアルでした。

アドラー心理学01