リオデジャネイロで開催されているオリンピック2016では、数々の日本人選手の活躍が報道されています。
その中でも錦織圭(にしこり けい)選手の活躍は日本テニス界に96年ぶりにメダルをもたらしたと歓喜に沸きました。
錦織選手は、13歳のときに「盛田正明テニスファンド」というスポーツ奨学金を得て渡米しています。それ以来、フロリダを拠点に活躍しています。
奨学金は目標を達成できない選手は継続されません。ですから、途中で帰国になるという選手がほとんででとてもシビアな世界です。
錦織選手の場合は、この厳しい目標をクリアし続け、その後、17才でプロになりました。
錦織選手が初めてラケットを握ったのは5才。その後、全国レベルで頭角を現し、2001年の全国選抜ジュニアと全国小学生大会で優勝しました。。
錦織選手は渡米から4年後、全仏オープン・ジュニアのダブルスで優勝し、徐々に名声を得ます。当時のインタビューでは、「英語がわからなかったのは辛かったし、ホームシックにもなったけど、日本にいるみたいにプレッシャーを感じないのは良かった」と話していたそうです。
まったく英語が分からずに渡米。でも16年間の渡米生活で彼の英語力はネイティブです。
あるテレビ番組では、錦織選手の小学生時代を知る松岡修造氏は、彼を「とてもシャイな少年だった」と語っていました。スポーツの世界ではもはや偉業をなす選手のほとんどは、海外留学、海外移籍を経験し、たくましくなっています。
錦織選手の英語のインタビューを聴いてみてください。