ここ何日かに渡り、フォニックス学習の大切さを述べてきました。大手の英会話コーステキストにも最近は必ずと言っていいほどフォニックス学習のページがあります。書店でもフォニックスに関する教材をたくさん目にするようになりました。また、英会話スクールでもネイティブ講師が教えるフォニックスは聞こえがいいです。
しかし、日本人の子どもたちが習うフォニックスの指導方法は、英語の音をたくさん聞きなれた欧米の子どもたちのための指導方法とは異なります。発音もそうですが、一番の期待効果は読めるようになることです。文字と音の法則性を学び、効率よく学習していくことにより、子どもたちに負担なく、英語を読むことに興味付けをし、短期間で読目るように指導することです。
mpi では、英語を教える講師のためのフォニックス講座、研修を全国で展開しています。mpiのパートナー会員は、こういった研修に参加し、指導者試験に合格し、指導資格を有しています。ニッセイト英語専門教室でも、mpi の教材を使いながら、独自の研修で指導を受けた講師がその指導に当たっています。Sレッスンに登録している講師もそういった先生がたくさんいます。こういった先生からフォニックスを習えれば、英語が読めることの楽しさを発見でき、文字を通してますます効率的に英語を上達させていけることができると思います。
オンライン英会話でもフォニックス学習をご案内しておりますが、まずは家庭でできることもあります。
英語を読めるようにするためには、小文字が必須です。
1) 大文字の26文字をカードにして順不同で40秒くらいで読めるようにすること。
2) 小文字の26文字をカードにして順不同で40秒くらいで読めるようにすること。
3) 大文字カードと小文字カードを神経衰弱ゲームなどで親子の関係を定着させること。
4) 大文字26文字を順に1分以内に書けること。
5) 小文字26文字を順に1分以内に書けること。
6) 大文字、小文字を並べて1分以内に書けること。
7) アルファベットのそれぞれの文字には音があることを学ぶ。
オススメは、”Songs and Chants” に収録されている”Phonics Song” (mpi 出版)
Youtube で視聴する”Phonics Song” 【KIds TV 123】 など。
1文字1音を学んでおくと、後はその規則性を学ぶだけなどで、非常に効率よく英語を読む力が習得できます。