2016.09.01朝日新聞朝刊
現在の中学2年生が受ける2020年度の大学入試センター試験に代わる新テストがTOEFLや英検を代用することが決定。受験生の英検などの成績が大学入試の合否判定に使われるようになるというニュースが朝日新聞の第一面に載っていました。
現行の試験では、「読む・聞く」の2技能しか測れませんが、今後グローバル化時代に求められる英語力は「話す・聞く・読む・書く」の4技能です。4技能の習得能力を計る試験として「英検」がこれまでも注目されていました。英検協会もこれまでグローバル化時代に求められる英語力を判定するため、「4技能」判定に大きく舵を切り、出題内容の改定を行ってきました。
この決定が下されたことにより、大学受験をする人はほぼ全員が「英検」などの試験を事前に受けなければならなくなります。今年度からの英検のスコアも単に合否だけでなく、4技能それぞれのスコアも非常に詳しく表示されるようになりました。偏った能力では合格できなくなっています。
ある意味、これまでのセンター試験は、チャンスは一度だけでした。その日に具合が悪ければそれまでどんなに頑張ってきてもアウトです。しかし、英検は年に3回も受験のチャンスがあります。大学にとっても本当の実力のある生徒さんを集めることができるのではないでしょうか。
ニッセイト英語専門教室でも小学生で準2級合格、中学生で2級合格、高校生で準1級合格者が続出しています。英検の注目度がこれまで以上に上がるのは間違いなしです。他の人が慌てる前に、対策を講じていきましょう。
子供オンライン英会話の【Sレッスン】でも、英検対策のレッスンが受けられます。「話す・聞く・読む・書く」の4技能それぞれにおいて対策を講じていきましょう。