2016年度より、英検のスコア表記が変りました。
なぜ、変ったかというと、英検のスコアを世界基準で評価してもらえるようにするためです。これまでは、英検2級に合格しているといっても、それは日本の中でしか通用しませんでした。海外の日とは、英検の2級に合格している人がどのくらいの英語能力があるのか全くわからなかったのです。
ヨーロッパには、すでに英語運用能力を計る尺度に、国際基準であるCEFR(セファール)というものがあります。ヨーロッパは移民の多い国ですから、英語能力がどのくらいかをその国だけでなく世界共通の尺度が必要なわけです。このCEFRに関連性を持たせ、世界で通用するスコア表記に変更したのです。
この英検スコアを持って、海外に行くと、「君の英語力は、○○だからこの仕事にもつけますよ」とか、逆に「このアルバイトをするためには、○○点以上ないとつけませんよ」といった判断基準になるわけです。
今回の各級の一次試験の合格点は下記の通りです。
準1級:1792点(3技能)
2級: 1520点(3技能)
準2級: 878点(2技能)
3級: 746点(2技能)
4級: 622点(2技能)
5級: 419点(2技能)