英検の2次試験結果発表も終わりました。今回もたくさんの方から合格の報告を受けました。嬉しいですね。小学2年生で英検準2級に合格された方もいました。
大切なのは、自分の意見を理由付けしながら表現できるかということです。
日本の学校教育ではこれまで答えはひとつでした。
ですから、こういった「自分の考えを述べよ、またその理由を説明しなさい」といった設問に戸惑う生徒さんが非常に多いです。自由発想ができないんですね。
これはもう練習するしかありません。
オンライン英会話【Sレッスン】では、ORTなどの絵本を使って、絵の描写をしてもらったり、物語に関して自分の意見を述べることを練習していきます。
ですから、英検の2次面接などの設問にも抵抗なく答えられる生徒さんが多いのも日頃の積み重ねがあるからです。
もし、Let’s Goなどのテキストを進めるだけのレッスンをしているスクールやオンライン英会話レッスンでしたらば要注意です。それでは、実用的な英語力は身に付きません。
さて、英検の2次面接とはどんなものでしょう?
英検公式サイトからの情報では、このようにありました。
英検2級二次試験の受け方
面接委員とは、すべて英語でコミュニケーションを行います。面接試験中にメモ・写真撮影・録音などはしてはいけません。二次試験当日の流れを事前にご確認ください。
1:入室
係員の指示に従い、面接室に入ります。
2:「面接カード」を渡す
面接委員に「面接カード」を手渡します。
3:着席
面接委員の指示に従い、着席します。
4:氏名・級の確認、挨拶
面接委員があなたの氏名とこれから受験する級の確認をします。その後、簡単な挨拶をします。
5:「問題カード」を受け取る
面接委員からパッセージ(文章)と3コマのイラストが印刷された「問題カード」が手渡されます。
6:パッセージの黙読(20 秒)
まず、パッセージ(文章)を黙読するように指示されます。黙読時間は20秒です。
7:パッセージの音読
黙読後、面接委員から音読するように指示がありますので、英語のタイトルから読んでください。
8:パッセージについての質問(No. 1)
音読の後、面接委員が質問しますので、答えてください。質問は、No.1からNo.4まで4つあります。「問題カード」のパッセージ(文章)やイラストに関する質問に答える際には、「問題カード」を見てもかまいません。
- ※質問が聞き取れなかった場合など、自然な流れの中で行われた「聞き返し」なら、減点の対象にはなりません。ただし、不自然に行われたり、くり返し聞き返したりした場合は、減点の対象になります。また、質問に対して答えている途中で、口ごもるなどして応答が滞る場合には、次の質問に進むことがあります。
9:No. 2 の考慮時間(20 秒)
10:イラストの展開説明(No. 2)
イラストの展開説明をする質問では、考える時間が20秒与えられます。 展開説明の言い出し部分は「問題カード」に印刷されています。この質問の後、面接委員から「問題カード」を裏返すように指示されます。これ以降は、「問題カード」を見ずに答えます。
11:「問題カード」を裏返す
12:受験者自身の意見を問う質問 (No. 3, No. 4)
13:「問題カード」を面接委員に返す
試験が終了したら、「問題カード」を必ず面接委員に返してから退室してください。
14:退室
退室後は、すみやかに会場から退場します。控室へ戻ったり、待機中の受験者と会話をしてはいけません。