以前にもこのブログで書きましたが、英検2級では今年より、英作文が出題されます。
こういった出題は一般的に日本人の一番不得意とする問題です。これは日本の教育の典型かもしれません。答えは必ず一つなのです。ですから、回答は○か×かのいずれかです。そして、仲間外れを嫌います。ですから、人と違うことを恐れます。
しかし、時代はグローバル化。これからは世界中のいろいろな宗教、価値観の人とコミュニケーションをとっていく必要があります。そんな社会では、常に、「あなたはどう思うの?」と「あなたはどうしたいの?」が問われます。
ですから、英語学習も正しい答えを求める学習でなく、『自分のことを表現する英語』でなくてはならないと思います。とはいっても、そう簡単に変れるものではありません。
ニッセイト英語専門教室では、小学校2、3年生から絵日記が宿題に出されます。授業が始まるとその絵を見ながら先生とお話をします。
しばらくして、そこに英単語を添えるようになります。
例えば、Disneyland とか、shopping, ski とか・・・
その絵を見ながら、クラスのお友だちも質問をするようになります。
1年くらい経つと、だいたい3行から5行くらいの英文を書き始めます。
2年くらい経つと、毎週、その週の出来事や思ったことをノート1ページ一杯に書いてくる生徒さんもいます。
まさに『継続は力』です。
その後、中級科、上級科とこの宿題はずーっと続きます。
上級科の高校生たちは、先生から与えられた課題にに対して小論文を書いてきています。
有名な私立大学に推薦入学で合格した生徒さんも、みんなの苦手とする英語の小論文が勝因だったと振り返っていました。
しかし、英語日記は書けばいいというものでもありません。やはり英語独特の言い回しがあったり、文構成があります。やはり添削してくれる人がいて上達していくものです。
これまで英語の学習を5年以上やられてきた生徒さんであれば、ぜひ、この英語日記(ジャーナル)をオンライン英会話でもやられることをオススメします。
【Sレッスン】の中級科以上のレベルでは、このジャーナルはカリキュラムとしても取り組んでいます。しかし、他の『おしゃべりパートナー』でも活用して欲しいと思います。
現在のオンライン英会話【Sレッスン】中級クラスを履修している中1の男の子は、レッスン前に自分の書いたジャーナルを写真に取り、それをスカイプの画面でファイル送信してくれています。それを講師は見ながら、「これは、こういうことが言いたかったのかな? なら、こういうふうに書くといいよ」とアドバイスをレッスンの中でしてくれています。生徒さんもレッスン前にしっかり準備しなくてはならず、保護者にもとても好評です。
英語学習歴の長い皆さん、ぜひお試しあれ。