子供のほめ方・叱り方

誰もが、「ほめること」の大切さを認識していると思います。

しかし、良くない「ほめ方」というのもあるようです。

自分ででできる子に育つ「ほめ方」「叱り方」(Discover出版、島村華子著)を読んで衝撃を受けました。ほめることにNGなほめ方があるなんて考えたこともありませんでしたから…

<NGなほめ方>

すごいね!
おりこうさんだね!
天才!
さすがお兄ちゃん!

<NGな叱り方>

なんて悪い子なの!
どうしてわからいないの!
だらしない! 早く片付けなさい。
何で言うことを聞けなの?
男の子なんだから泣かない!

日本人は世界でも非常に自己肯定感が低いといわれています。
島村先生は、その原因に「非効率なほめ方や叱り方」が原因では? と忠告しています。

なぜ、非効率でよくないか、それは、
多くの場合、大人の都合に合わないがために発せられていることが多いからだと。

条件付き「ほめ方」は、子供の行動を親の思い通りにコントロールすることにつながる。その場合
ほめられたときにしか愛されていると感じなくなってしまう可能性がある。

具体的には次のような問題点を指摘しています。
★「ほめられ依存症」になる
★ほめられていないと、自身が持てない。外部からの承認でしか自分の価値を見出せなくなる
★ほめられるためだけに行動するようになる
★周囲からの評価が下がることを恐れ、チャレンジすることに躊躇するようになる

では、理想的なほめ方、叱り方は?
①結果よりも、プロセスをほめる
②具体的にほめる
③もっと質問をする

【例1】ママ、テスト100点だった!

<NGなほめ方>
すごーい! 天才!

<良いほめ方>
日曜日も、いっぱい練習していたもんね。がんばっあたかいがあったね。
すごいね。どんなふうに勉強したの?難しい問題はなかった?



【例2】ビデオゲームに夢中で、宿題もしていない

<NGな叱り方>
ゲームばかりしないで、早く宿題をやりなさい!

<良いほめ方>
あらら、この前お母さんとお約束したよね。なんだっけ?
そうだよね、ご飯の前には宿題を終わらせるんだったよね。
昨日はできたよね。今日は、どうした?
もうすぐご飯だけど、どうする?

<罰を与える叱り方なNGな4つの理由>

島村先生は、罰を与える叱り方がNGな理由をこのように述べています。

①反発的な態度を生み出す
②力を使った問題解決方法が正当化される
③親子関係にヒビが入る
④一方的な罰は反省を促さない

などなど、これまでの自分の言動にビクッとするようなことがたくさんありました。

「ほめ方・叱り方」は、家庭での親子関係でなく、学校での先生と生徒、会社での上司と部下、
すべてに共通するとおもいました。この1冊は、手元に置いておきたいバイブルです。

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ブログ投稿者
Sレッスン事務局責任者 諸田俊明
子供オンライン英会話Sレッスン
https://s-lessons.com
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