英検協会からの速報です。
2016年度第1回より、実用英語技能検定(通称、英検)「4級」「5級」に「スピーキングテスト」が導入されることが発表されました。
さて、どんなものか?
内容としましては、英検協会は次のように案内しています。
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初めて英語に触れる4、5級の受験者には、多くの方々にスピーキングテストをご体験いただき、上位級を目指す励みとしていた だくよう、一次試験(筆記・リスニング)の合否に関係なく、申込者全員に受験機会をご提供いたします。
より多くの英語学習者に、より安価に、より簡便にスピーキングテストを体験していただきたく、面接委員との対面式のテストを行う のではなく、コンピュータ端末を活用した録音形式で実施いたします。また、自宅や学校のパソコン、およびタブレット等から、インタ ーネット上のスピーキングテストサイトにアクセスして受験いただきます。なお、受験日の指定はなく、期間は1年間を有効といたし ます(注:受験回数は1回のお申し込みにつき1回のみとする)。したがって、時間的・地理的制約は無く、いつでも・どこからで も受験いただけます。
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つまり、合否には関係ないというお試しテストであるということ。試験管は、人間でなくコンピューターが行う。受験は任意。受験は試験申し込み後から1年間の間、いつでもどこでもネット環境さえあれば可。
多分、数年で認知度を得て、その後は有料化し、英検5級、4級も「4技能」の判定をする認定試験に移行していくことと思います。
詳しくは、こちらのサイトを参照してください。
テスト出題例も掲載されています。
http://www.eiken.or.jp/eiken/info/2015/pdf/20151225_pressrelease_test4s5s.pdf
いずれにしましても、これからは、ますます「使える英語」「聞く、話す、読む、書くの4技能」の習得が英語学習において求められてきているのは紛れもない事実です。特にスピーキング力は相手がいないとつきません。直前になって慌てることなく、今からしっかりと準備をしておきたいものです。