2020年度から実施予定されていた、大学入試における民間試験の導入が見送られることになりました。しかし、学生の使える英語力4技能を高めていこうという潮流に変わりはありません。東京都は、現在の中1が高校受験をする2021年度から高購入にに「スピーキングテスト」を導入する準備を始めています。
大手学習塾でも早くも2021年の高校入試を見据えた対策が進められているようです。塾の中でフィリピン講師とのオンライングループレッスンを試行的に始めているようです。
何十人もいるクラスで、モニター越しに会話レッスンをしても果たしてその効果は疑問です。オンラインレッスンの活用において一番の利点はアウトプットの場を向けることです。アウトプットとは、これまで習った知識を、自ら考え、駆使して使ってみることです。そのためには、一人一人が投げかけられた言葉に対して向き合う時間が与えられなければなりません。その時間の中で、自分の持っている語彙を引き出し、相手に伝わるように工夫しながらアウトプットすることが非常に大切だからです。
ですから、子どもオンライン英会話Sレッスンのようなオンライン英会話を受講されている生徒さんの英語運用能力の高さは非常に高く、高校入試で「スピーキングテスト」が導入された際には、断然、有利になることでしょう。
しかし、学習塾を侮ることもできません。それは、毎週単語テスト等をして強制的に語彙を増やす訓練をしているからです。ヒヤリングも語彙を知っていて初めて内容の理解ができます。どんなにリスニング力があっても知らない単語ばかりであれば、内容の理解はできません。
では、どうやって語彙を増やしていくのがいいのか?
「キクタン」や「出る単」などを使って、毎週〇〇個覚えるというのが学校や学習塾の対策ですが、一番のおススメは多読です。多読の様々なプログラムは語彙数毎にレベル別に分類されています。新しい語彙もたくさん出てきますが、文章の前後関係の中で推測しながら読んでいくことで、ひとつの知らない単語に出合ってもそこで立ち止まらずに全体を把握しようと脳が活性化されます。自然と語彙が増え、知識も高まります。一番理想的な「インプット学習」です。
最近は、図書館に行かなくても手元のスマホで多読ができるようになってきました。子どもオンライン英会話Sレッスンでも多読・多聴を推奨しています。
【おすすめオンライン多読】
Oxford Reading Club
*月額1800円(税別)で人気のORT(Oxford Reading Tree)や、Oxford Bookworms Libraryなどが読み放題。
Raz-Kids(ラズキッズ)
*年額2000円(税別)お値段がとっても魅力です。アメリカやカナダ、東南アジアのインターナショナルスクールの多くが利用しています。
Lepton Reading Farm
*月額980円(税別)
アメリカNO.1 の教科書ブランド、ホートン・ミフリン・ハートコート社のアメリカの学校で使われている教材をすべて電子化した1000冊が読み放題。
子供オンライン英会話Sレッスンは、7割のインプット学習と3割のアウトプット学習のバランスが最強の英語力をつけることのできる学習スタイルだと考えています。毎日たくさんレッスンを受けるだけが、高い英語力を身につけることにはなりません。
支出できる教育費を最小限に抑えて、最大の学習効果が期待できる 。
これこそが、Sレッスンのサポートしたい子ども英語学習です。
2019年11月30日に掲載された朝日新聞朝刊の記事をご紹介します。