皆さん、今年は何か特別なハロウィンのイベントに参加されましたか?
イギリスに在住され、子どもオンライン英会話Sレッスンで講師として活躍されているNoriko講師に、本場イギリスでのハロウィーンの様子をレポートしていただきました。
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こんにちは。 イギリス在住講師NORIKOです。
先日10月31日はハロウィーンの日でしたね。
あまり知られていませんが、実はハロウィーンの起源はイギリス北西部やアイルランドの古代ケルト人の宗教的行事です。
元々は秋の収穫を祝い、悪霊などを追い払う意味合いの行事でした。
イギリスの小学校ではハロウィーンのことよりも秋の収穫を祝うHarvest Festivalについて学びます。 そして、Harvest donationと呼ばれる習慣的に恵まれない人へ食べ物を飾り付けした箱に入れて送ります。
そう、ハロウィーンは発祥の国はイギリスですが、アメリカ行事という意識が強く、10~15年くらい前まで実はあまり祝っていなかったのです!
ただ、最近では、日本同様アメリカパーティー文化として子供たちにとって大人気のイベントです!
今年は4歳息子くんはクラスメートとホームパーティー、7歳の娘ちゃんは我が家でお友達とPlaydate (お友達と遊ぶこと)をしました。5時になり暗くなったところで近所の子供たちと一緒に出かけました。
ジャックオーランタン Jack O’-Lantern が置いてあるお家は来てもいいよ~という合図です。 暗すぎて写真をうまく撮影できなかったのですが、家の外をハロウィーン仕様に飾り付けしている家もたくさんありました!
子供たちは住宅街をジャックオーランタンを探しながら歩き、見つけると一目散に走り、玄関をノック。 ドアを開けてもらうと ”Happy Halloween! Trick or Treat?” と掛け声をして、お菓子を貰っていました。
ハローウィンのこのようなイベントは、私も近所にどういう方が住んでいるか知るきっかけにもなり、とてもよいと思います。
なぜイギリスでは、以前ハローウィーンは祝うことをしなかったのでしょうか?
それは、11月5日のガイフォークス ナイトGuy Fawkes Nightという日の方が、イギリスでは秋の風物詩だからです。
1605年にガイフォークスという男がが国王暗殺の為に、国会議事堂を爆破させようとして阻止をしたお祝いに花火を打ち上げる日です。
つまり、イギリスでは花火は夏ではなく、このガイフォークスの日と正月のカウントダウンの寒い時期のイベントで行うものです。
11月5日は花火大会もいたる所で開催されていますし、キャンプファイヤーのような大きな焚火をすることもあります。また、PTA主催で学校の校庭で花火大会をする学校もあります。 一般家庭の庭で大きな打ち上げ花火をボンボン上げている人もいて、 我が家は火事にならないだろうか?と思うほどですが、 近くで打ち上げ花火が上がっているので本当にきれいで感動します。
イギリスの秋冬は暗くなるのも4時頃と、早く、とても寒いですが、このガイフォークスの後はクリスマスへ向けてクリスマスツリーの点灯式やクリスマスフェア、家族で過ごす25日のクリスマス、ニューイヤーカウントダウンの花火などイギリスの秋冬はこういったわくわくするイベント続きます。寒い季節ではありますが、こういったイベントで人々の心は明るく楽しく過ごすことができます。
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イギリスで、ハロウィーンを現在のように盛大に祝うようになったのはまだ10~15年というのは意外でした。現在各地でみられる賑やかなハロウィーンのパーティーはアメリカが発祥の地だったのですね。
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私が、ハロウィーンの光景を一番最初に目にしたのは、 1982年に大ヒットしたスティーブン・スピルバーグ監督による大ヒットSFファンタジー映画『E・T』でした。 子供たちが 仮装し、”Trick or Treat” と言いながら、近所を巡りながらお菓子を集める姿に、「海外には変わったお祭りがあるんだなぁ」と、とても興味を覚えました。
その翌年からは、ニッセイト英語専門教室でも、「ハロウィーン・パーティー」を企画しています。今年も、子供たちは、様々なコスチュームを身にまとい、街を仮装でパレードしたり、ハロウィーンにちなんだゲーム大会を行い、大変盛り上がりました。
池袋スクールや川越スクールでは、地元の商店街の方にもご協力をいただき、子供たちは、”Trick or Treat! (お菓子をくれなければ、いたずらをするよ)”と、 お菓子集めを楽しみました。
子どもオンライン英会話Sレッスン事務局の諸田(モロタ)は、アラジンの仮装で、ニッセイト英語専門教室の池袋スクール、川越スクールのパーティーに参加し、楽しませてもらいました。(笑)