小1で英検準2級に合格、お姉さんは小3で英検2級に合格。帰国子女でもないのに、ここまで高い英語力を習得できた背景にあるのは?
2年前にお姉さんのYuzukiさんが小3で英検2級に合格した際に、インタビューをさせていただきました。 今回は、妹さんのTamakiさん(小1)が英検準2級に合格したということで、春休みに観光を兼ね、 ニッセイト英語専門教室のある川越スクールにお立ち寄りいただいた際、改めてお話を伺いました。
最初は、プライベートレッスンを長らく受講していただいていましたが、現在はプライベートレッスン以外に、 帰国子女のグループレッスンにもご参加いただいています。
そもそも、お子さんに英語を始めさせようと思われたのはなぜですか?
子供が生まれる前にいた職場でのことです。周りを見ていて、英語ができることによって扉が開かれ、その先の可能性に大きな違いがあると実感していました。そこで、子供には使える英語力を身につけて欲しいと思っていました。そこで、長女が生まれ、2歳になった時、ディズニーのワールドシステムを始めました。次女のTamakiが生まれてすぐのことでした。
どのように取り組んだのですか?
CDを一日中、BGM的にかけ流していました。DVDは、見せ続けることに抵抗があったので、子供が見たいといった時に見せることにしました。
その効果は、どのような時に感じられましたか?
DVDに沿った絵本があるのですが、ある時それを見ながらまねっこしだしたのです。何度も音源を聞いていたり、DVDを観ていたので、同じように話している姿に多聴の効果を感じました。
日本語とのバランスはどのようにお考えでしたか?
我が家は一般的な幼稚園に入園予定でした。なのて幼稚園に入れば、必然と日本語が主流になるため、それまではどっぷり英語に漬かっても良いと考えていました。
英語教室に通うことは考えませんでしたか?
考えました。しかし、体験をしてみるものの娘たちのレベルに合う教室はありませんでした。
ですので、小学校に入り、30分間座っていられるようになったらオンライン英会話を受講しようと考えていました。
なぜ、Sレッスンを選ばれましたか?
私が英語が苦手なので、親へのサポートは日本語でいただけるところがいいなと考えていました。尚且つ、子供のレベルを見て学習内容を考えてくれるところがいいと思い、いろいろ探していたところ、Sレッスンに出会いました。
帰国子女のグループレッスンは、どんなところに威力を感じましたか?
グループレッスンはプライベートレッスンと違い、他の人の意見を聞いたり、多人数へ意見を伝えることが学びになると思っています。
Sレッスン受講前から、Raz-Kids(ラズキッズ)はご利用いただいていたようですが…。
はい、英語教育に熱心なママたちのネットワークがあり、そこで様々な情報交換が行われていました。英語力をより伸ばすには、多読が必要と感じていましたので、そこで「Raz-Kids」を上の子が小学校に上がったタイミングで取り組み始めました。
今でも、Raz-Plusを1日1冊、毎晩読んでいます。
所要時間はどのくらいですか?
1日10分くらいです。初日は聞いて読む。次の日は音読をしクイズを解くという流れにしています。
Yuzukiさんはどのレベルを読んでいるのですか?
Nレベルです。
読書は好きですか?
はい、ハリーポッターが好きで、全巻英語で読んでいました。
他、好きな作品はワンダー、などです。
それはすごい。Tamakiさんはどのレベル?
Kレベルです。
毎日、どんな時間にRaz-Kidsに取り組んでいるのですか?
お風呂から出て、髪をドライヤーで乾かしながら聞いています。
なるほど。Sレッスンはどんなところが好き?
弱いところをきめ細やかに見て、レッスンいただけるところです。
日常生活でレッスン以外に英語を使う機会はありますか?
いいえ、ありません。English Adventureのサマーキャンプなどのイベントくらいです。
English Adventureのサマーキャンプはどんなところが楽しかった?
湖で泳いだり、キャンプファイヤーをしながら、マシュマロを焼いて食べたりしたことです。親から離れて過ごす非日常は変え難い経験だと思っています。
キャンプ期間中の5泊6日、帰国子女グループは、お友だちとも日本語は全く使わないで過ごすんですよね。
はい、そうです。そして2025年から帰国子女グループのセッションと他のセッションが日程で完全に分かれたため、100%の英語環境になったと本人たちは言っていました。満足度も高く、とても楽しかったそうです。
何か、Sレッスンに要望はありますか?
ニッセイト英語専門教室では、英語遠足がありますよね。今年は、英語遠足などのイベントにも参加できたらと思っています。
英語が勉強だけで終わっていたらもったいないですよね。英語を実際に使って、初めて英語を学習する目的や楽しさが湧き上がってくるのだと思います。ニッセイト英語専門教室で行っているようなイベントも、今後は、Sレッスンの生徒さんのためにも企画立案し、子供たちが英語を使える楽しさを体感できるようにしたいなと考えています。
Amieke先生講師から
Tamaki does amazingly in a group context. Not only is she especially motivated to share her fun and creative personality with us, but she also engages so positively with the other students. It is always a joy to see her and her classmates enthusiastically interacting in English together- often needing little to no encouragement from me, asking questions and responding with kind words of encouragement, such as “I loved your story”, or “Your comic was funny and cute!”. This demonstrates to me that a group context especially motivates and inspires Tamaki to find her expression in English.
Like Tamaki’s participation in class, her writing has also grown in expressiveness and detail. We do a lot of reflective journal writing using prompts, such as “How can you cheer up a family member who is sick?” or more creative imaginative prompts, such as “What would your life be like if you were a squirrel?”. Tamaki’s journals have both increased in quantity and expressiveness, never failing to give interesting and introspective answers.
It is truly a joy to see Tamaki’s growth in finding her unique voice in English. She brings such a bright and kind presence to our class. I am very proud of her progress.
<訳>
Tamakiさんは、金曜日の帰国子女グループレッスンのとても熱心なメンバーです。彼女が参加してから約半年の間にどれほど成長してきたかを見ることができ、とても嬉しく思っています。
Tamakiさんはグループの中で素晴らしい力を発揮しています。自分の楽しく創造的な個性を私たちと共有しようとする強い意欲があるだけでなく、他の生徒たちともとても前向きに関わっています。クラスメイトと一緒に楽しそうに英語で交流する姿を見るのはいつも喜びです。しかも、そのやり取りは私からの励ましがほとんど不要で、自分たちから積極的に質問をしたり、「あなたのストーリーすごく良かったよ」「あなたの漫画は面白くて可愛かった!」といった温かい言葉を掛け合ったりしています。こうした様子から、グループという環境がタマキにとって英語で自己表現を見つける大きな動機づけと刺激になっていることがよくわかります。
クラスでの参加と同様に、彼女のライティングも表現力と細やかさの面で成長しています。私たちはよく日記形式の振り返りライティングを行っており、「病気の家族を元気づけるにはどうしたらいい?」といったテーマや、「もし自分がリスだったらどんな生活になる?」といった想像力を使う課題に取り組みます。Tamakiさんのジャーナルは量も表現力も増し、いつも興味深く洞察に富んだ答えを書いてくれます。
Tamakiさんが英語で自分自身のユニークな声を見つけ、成長していく姿を見ることは本当に喜びです。彼女はクラスに明るく優しい雰囲気をもたらしてくれます。私は彼女の成長をとても誇りに思っています。
Chihiro先生講師から
・Warming up(天気や週末したことなどをお互いに話す)
・ORTの本を使用した会話レッスン
を行っていました。
TamakiちゃんはSレッスンを始められた時から既に高いリスニング力と会話力を持っていました。現地の子供と同じくらいの会話力でしたので、レッスンではTamakiちゃんの話す機会をより増やせるように、ORTを使った会話レッスンでは「答えが決まっている質問」だけでなく、「Tamakiちゃん個人の考えや気持ち」を問うような質問をしてたくさんお話ししてもらいました。当初は過去形などの文法を直すこともありましたが、レッスンを経るごとに自然と過去形文を正確に作れるようになっていましたね。
年齢が上がり、「書く」ことが得意になってからは、JournalとTAGAKIも使用してWritingの力を高めていきました。Journalだけですと書く内容がワンパターンになってしまいがちですが、TAGAKIも一緒に使用することで様々なトピックについて考えたり、書いたり、会話を膨らませることもできました。メキメキと成長を続けるTamakiちゃんの今後の活躍がとっても楽しみです!